クロムハーツのシルバーの燻し加工が取れてしまったときの対処法

クロムハーツの代名詞といえば、やはりシルバーアクセサリーにほかなりません。銀の持つ重厚感と穏やかな輝きは、どんな宝石にもない渋みがあります。そして、そんなクロムハーツのシルバーアクセサリーを魅力的に仕上げているのは「燻し加工」です。芸術的な深い陰影が出てワイルドな風味をプラスしてくれる燻しは、クロムハーツになくてはならない加工のひとつです。

シルバーアクセサリーの燻し加工って?

シルバーアクセサリーによく施されている燻し加工とは、硫化銀を用いて銀に化学反応を起こし、あえて黒く変色させることを指します。燻し加工を施したシルバーアクセサリーは、陰影が出て深みのあるものになったり、ワイルドさを演出したりと、その魅力がよりアップするのです。アクセサリーのデザインによっては、白銀色に輝くシルバーを良しとするものもありますが、クロムハーツの場合はこの燻し加工こそが最大の魅力だと言えますので、購入を考えている人は、燻し加工の知識を深めておくと良いでしょう。

燻し加工はとれてしまうことがあるので注意!

クロムハーツの魅力を引き出す燻し加工は、メンテナンスをおこなっている際にとれてしまうこともあるので気をつけなければなりません。例えば、アクセサリーに付着した汚れを落とすために、シルバークリーナーなどを使って磨くことがあります。すると、デザインとして施されていた燻しも一緒にとれてしまうことがあるのです。燻しを破損したくないのであれば、燻し加工のない部分をポイント的に磨くか、汚れも味として磨くことを諦めることをおすすめします。

また、長年使用していると自然にとれてしまうこともあります。燻しはとてもデリケートな加工なので、日ごろから気をつけるのはもちろん、メンテナンスでも細心の注意を払い、燻し部分はこすったり磨いたりしないようにしましょう。

もし燻し加工がとれてしまったらどうすればいいの?

もし燻し加工がとれてしまった場合には、燻し液というアイテムを使用すると、再び燻し加工を施すことができます。容器に液を張り、シルバーアクセサリーを浸すだけでOKなのでとても簡単です。その後、輝かせたい部分を磨いていきます。また、反対に燻しを施したい部分にだけ燻し液を塗って黒ずませる方法もあります。慣れないうちはこちらの方法のほうが失敗が少ないかもしれません。燻し加工についてはそれほどむずかしい手入れではありませんが、少しでも不安がある人は専門店に依頼しても良いでしょう。多少の費用がかかるものの、その仕上がりには大きな信頼を寄せることができます。

クロムハーツのシルバーアクセサリーは、燻し加工があることによってより高級感が増し、魅力も倍増します。ただ、購入直後のきれいな状態のまま維持するのはなかなか難しいと言えますので、いつか燻しがとれてしまうことを想定して、今回ご紹介した内容を参考にしながらメンテナンスを行ってみてください。

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