ピンクゴールドアクセサリーのお手入れ方法

近年、特に女性の間でゴールドのアクセサリーが人気ですが、中でもかわいらしい色味のピンクゴールドが注目されています。婚約指輪や結婚指輪など、一生の記念に残るアクセサリーにピンクゴールドを選ぶ人もいるようです。ただ、ピンクゴールドは酸化しやすいため、日頃のメンテナンスが欠かせません。いつまでも新品のような輝きを保つために、ピンクゴールドのお手入れ方法を知っておきましょう。

さまざまなゴールドの種類と色の関係について

ゴールドにはピンクゴールドをはじめとして、さまざまな種類が存在します。イエローゴールドやホワイトゴールド、ブルーゴールドなどがその一例です。なぜ同じゴールドでありながら異なる色になるのかと言うと、それは金以外の素材が関係しています。

例えばピンクゴールドの場合、1000分率で表すと一般的に金750、銀50、銅180、パラジウム20という配分で調合されており、金以外の成分がピンクの色味を生みだしています。使用する素材や配分率を変えることで、さまざまな色合いへと変化するのです。

ピンクゴールドの黒ずみとその原因について

金属製のアクセサリーは、使い続けているうちに黒ずんできますが、この原因としては、金属が化学反応などによって酸化してしまうことがあげられます。特にピンクゴールドに含まれる銅は、金属のなかでも酸化しやすい性質を持っているため、黒ずみが顕著に表れやすいと言われています。

例えば、私たちの身近なところで10円硬貨がありますが、おそらくみなさんの手元にある10円硬貨は濃い茶色に黒ずんでいるはず。これこそが酸化による黒ずみです。18金のピンクゴールドも10円硬貨と同様に、含まれている銅によって徐々に黒ずみが発生してしまいます。

ピンクゴールドをしっかりお手入れしよう!

ピンクゴールドが黒ずんでしまったからといって、ガッカリする必要はありません。きちんとお手入れをすれば、黒ずみをとることができます。まずは、流水でアクセサリーの表面についている汚れを落とし、専用のクリーナーか台所用などの中性洗剤を溶かしたぬるま湯に5分程度つけおきします。つけおき後は、ガーゼなどのやわらかい布を使って、やさしく磨くように拭きます。この工程で大抵の汚れや黒ずみは除去できるはずです。もし落ちない場合はブラシなどで軽くたたくように磨くと効果的ですが、キズがついてしまうこともあるため、不安な方は購入したショップにクリーニングを依頼することをおすすめします。

ピンクゴールドの黒ずみ予防方法

ピンクゴールドの黒ずみを予防する為には、日頃の保管やお手入れが大事になってきます。一番大事なのは、使った後にお手入れ用の柔らかい布でふく事です。先ほども書きましたが、ピンクゴールドは変色(黒ずみ)しやすい素材の為、日頃のお手入れをしっかりとすることが予防につながります。また、運動などで汗をかきそうな場合、または温泉に入る前などには外しておくのが良いと思います。

ピンクゴールドは、銅が含まれているため黒ずんでくることは避けられません。中には、黒ずんでしまったからと身に着けることを諦めて放置してしまう方もいるようですが、お手入れをすることで輝きを蘇らせることができます。 もし、アクセサリーボックスの中に黒ずんでしまったピンクゴールドアクセサリーをしまい込んでいるという方は、今回ご紹介した内容を参考に、お手入れしてみてはいかがでしょうか。

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